知らない場所を歩く

私は、知らない場所を歩くのが好きだ。
人の少ない所を歩くのが好きだ。
夜、仕事帰りに歩くことが多い。

今日も知っている道から、
曲がったことが無い交差点を曲がり
初めての道を歩いてみた。

暗くて細い道。
歩く人は、反対方向に進む人が一人。
すれ違った後は、もう一人きり。

道の先が暗くて細くて、登り坂になっているので、
やや新しい家の手前を左に曲がる。
隣は、古くて暗い家。窓に蛍光灯の明かりが見える。
道の先にまぶしい明かり、ガソリンスタンドが見える。
道は、暗い。左側は、草原で風に草がそよいでいる。
虫の鳴き声が聞こえる。
右側は、田んぼになった。
ガソリンスタンドのオレンジ色の明かりに育った稲が整然と並び、
その長い葉を揺らしている。
蛙が鳴いている。
彼らは夜行性なのだろうか?

ガソリンスタンドの脇から、太い道路にでた。
車は、何台か見えるが、歩行者はいない。
遠くには、コンビニの看板が光っている。
逆方向は、山に登っていく坂道。
坂道の下りきった所に、横断歩道がある。
道の反対側は、家がまばらで水田か畑が広がっている様だ。

地図を見るとその向こうには、川が流れていて、
橋を越えた所に私鉄の線路があり、右手方向に駅があるのが分かった。

今日は、そこから、電車に乗る事にしよう。
私は、横断歩道に向かってまた、
歩き始めた。

夕暮れ

19時すぎにデパートの13階で食事をした。
大きな窓から、夕焼けの空が見えた。
ピンク色から、紫色のグラデーション。
少しずつ、夜の色に変わっていく。

普段の生活で、夕暮れの空を見ていないことに気がついた。

電話

ツルルルル。。。
電話が鳴っている。

ベットから起き上がり、受話器を取る。
?「お届け物です。今、玄関の前にいるのですが、いかがしますか?」
私「はい。そうですか??」
(今4時か、ちょっと昼寝のつもりが、ずいぶんと寝てしまった。)
配達人「チャイムを鳴らしたんですが、お出になりませんでしたので、
お電話しました。」
私「すみません。いま、取りに行きます。」
配達人「道具3つのお届けです。」

(インターフォンの受話器が、外れてるのんだろうな。)

私は、玄関に移動し、ドアを開ける。
門柱のインターフォンの前をみるが、人の姿はない。
車に、荷物を取りに行ったのだろうか?
門から出て、道の左右を確認する。

だが、いない。
配達人がいない!?
なんだ?なぜ?

住所が違うのか?この家ではないのか?
そもそも、道具ってなんだよっと思ったんだよね。
電話番号が違うのか?

いや、本当は、配達の品などなかったのかもしれない。
えーっと、陽動作戦。
危ないやつ。家に戻れ。ひっこめ。

門から出たすきをついて、侵入されたか?
それを見過ごすほどのスキはなかったと思う。
ドアにカギを掛ける。

インターフォンを確認にいく。
受話器がフックにしっかりとかかっている。
ボタンを押せば、呼び出し音はなる状態だ。
寝ていて気が付かなかったのか?

思い出す。

電話に出たときに、私は名乗らなかった。
外に出たとき、道に不審な車はなかった。
こちらを見ている人も、いなかった。

インターフォンを見る。それは鳴らない。
不在確認だろうか?在家確認?
何か仕掛けられているのか?

仕掛けることができるくらいなら、電話で不在確認はしなそうだ。
見張りを立てて、家に着いて、入った時を狙うだろう。

電話を見る。それは鳴らない。

他に、どんな危険があるだろうか?
場所が違わないとしたら、時間が違ったのか?
今日じゃない日の配達物の連絡が、何かの都合で繋がって聞こえたとか?

そもそも、本当に電話がなったのか?
夢の中で、通話していた可能性はないか?
時計を見る。4:03。時間的には連続していそうだ。
記憶に、途切れもない。

ツルルルル。。。
きた。ゆっくり受話器を取る。
私「はい。」
?「すみません。先ほど掛け間違いました。」
私「そうですか。」
配達人「すいませんでした。失礼します。」

電話は切れた。本当に電話間違いだろうか?
私は、何かでミスっただろうか?

いいか、いいやな。
もっかい寝よう。

寒く暗い夜

目覚めると、顔が冷たい。
布団の中は、ほのかに暖かい。
外は、まだ暗い。
時間は、6時すこし前。

寒いが、目覚めたので、思い切って起きることにする。
太陽が昇るのが、待ち遠しい。

ストーブに火を入れる。暖かい光が放たれる。
やかんに水をいれて、ストーブの上に置く。

冬の寒さは、暖かいものを教えてくれる。
お風呂、布団、ストーブ。

お湯ができたら、お茶を入れよう。

バージョンアップとカスタマイズ

バージョンアップしていくと、使用していたプラグインや、カスタマイズが利用できなくなる日が来ることがある。
そうなったときに、どうするのか考えておくことが大事だ。

バージョンアップしないという選択肢はないとすると、別のプラグインをさがす、再度カスタマイズするなどの作業が必要になる。
それができないというのであれば、そのプラグインや、カスタマイズをあきらめるしかない。

どちらも許容できないのであれば、そもそも、そのプラグインや、カスタマイズを使用しないでおくのがよいのかもしれない。

理不尽だと怒る人もいると思うが、世の中は変化していくし、サービスは終わったりもする。
そういうものだと受け入れ、これまで利用させていただいたことに、感謝できる人になりたい。

利用はするけれども、依存はしない。
こうした距離感を保つことが、大事なのではないか。

過去と思い出

思い出は、大切だが、それにとらわれないこと。
それは、そっとたたんで、大事にしまっておくこと。

これからの事を想像し、今やることに集中する。
前を向いて前に進むこと。

疲れた時には、休みが必要になることもある。
そんなときに、ちょっと思い出してみる。

戻ることは、できないし、繰り返すこともできない。
思い出は、過去のこと、だけど実際にあったこと。

あそんだ友達のこと、応援してくれた人のこと。
思い出の場所、想いの記憶、行動の記憶。

今の自分まで、つながっているよ。

また、そっとたたんで、大事にしまっておこう。
そしてまた、前に進もう。

新しいことを始めるとき

新しい環境に手を出しはじめるとき。
これまでとは、違う手法に移行するとき。

もちろん期待があるから、はじめるわけだが、不安もある。
本当に、役に立つだろうか?
すぐに廃れてしまうのではないか?

だが始める前に、答えはない。
未来は、誰にもわからない。

「まずやってみる。」

そうすれば、何かが見えてくる。
進もう。一通りやってみよう。
いつだってそうやって、切り開いていくしかないから。

jquery.autopadding

コンテンツの高さがウィンドウの高さより少ない場合にスペースを挿入する。

ページ内リンクなどで、コンテンツが少ない場合ても、画面の上までスクロール出来るようなる。

MITライセンス

jquery.autopadding

やりたいこと、やるべきこと

必要なことを、やるべきことなのは、わかる。
やりたいことを、やりたい気持ちは、わかる。

何をするのか?
何をしないのか?

遠回りに見えても、基礎的なことからはじめるべきだ。
積み上げて、関連付けされ、整理された知識こそ、本当に役に立つ。
それは、容易には忘れないし、たとえ忘れても再構築できる。

基礎的な学習は、大変な苦労にみえるし、時間も掛かる。
しかし、それに見合った知識と、そして自信を身につけられる。
そうして、少しづつ、高みに上っていくのが、わかる。

高みに上ると、より遠くが見えるようになる。
知らないことが見えてくる。時間は、貴重である。

何がなんだか分からないままに、なってしまわないように。
ひとつひとつ、理解、吸収していこう。